チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?

かつてベストセラーになった名著ですが、私は読めておらず、参加している読書会の課題図書になったのを機に通読することができました。分量はそれほど多くなく、さらっと読めました。
内容は、様々な人が紹介、論評していますが、感じたのは、現状に甘んじること、しがみつくことなく、状況の変化を見ながら、新たな目標へ向けて積極的に乗り出し動く重要性でした。人は、年を取るほど、それまで経験したことや得たものが多いほど、成功体験にしがみつきたくなるものですが、そうではなく、常に新鮮な気持ちや見方を維持し、常に変わっていかなければならないことを改めて強く感じました。
そういう思いを読者に抱かせるからこそ、ベストセラーとなり、今尚、読み継がれているのでしょう。良い機会を得ることができました。