地味すぎる」のにヒット連発、中公新書の快進撃

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170527-00010000-bfj-soci

新書の幅は確実に広がり、より多様な著者がでてくるという良い面はあったが、バブルのあとに残ったのは、時流に乗ったテーマをまとめたような企画が乱発される新書市場だった。
そんな市場のなかで、中公新書は著者が時間をかけて書くという昔ながらのスタイルを守っていた。

私も昔から親書は好きで、時々買って読んでいるのですが、中公文庫は、一貫して、記事にあるような手堅い作り方をしている印象で、一定の信頼感を感じるものがあります。お手軽な、粗い、雑な作りの新書は、その手のものはインターネット上で無料で読めるので先がないように思います。
専門書を読みこなすのはかなり骨が折れるののですが、同じ著者が新書でエッセンス的なものを書いてくれると、同じ専門分野ではない一般の読者としては、そのコアな部分に、負担なく触れられて為になります。今後もこうした新書でう良いものが出て、私も読みたいものだと、記事を読み感じました。