<広島原爆の日>息止まるよう/過去にも目を…訪問の外国人

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160806-00000027-mai-soci

原爆資料館で遺品を見て、それぞれ命があったと実感した。オバマ氏の折り鶴も見たが、米国の核開発は今も進む。ただのパフォーマンスではないか。

原爆資料館で、見学していてとても切なくなるのは、あの猛烈な原爆の爆発の中に、人々のささやかな生活があったということです。母が息子の中学生に心を込めて作ってくれたであろう弁当、子供が乗るのを楽しみにしていた三輪車等々、人々の、ごく当たり前の生活、幸せが一瞬にして焼き尽くされる、正に戦争の不条理さを痛切に感じさせるものがあります。
私自身は、オバマ大統領がわざわざパフォーマンスのために広島へ来て行動したとは思っていませんが、それぞれの人だけではどうしようもない、そこは心ある人々が力を合わせなければ戦争は回避できず平和を維持できないということを肝に銘じる必要があると思います。
国と国とが難しい関係になっても、相互の国民同士の交流、理解が、決定的な破局の回避へもつながり得ますから、いたずらに緊張を煽るのではなく、むしろ、その逆を心がけることも、とても重要なことだと思います。