シャープのお陰で大人になれた 創業者、障害者支援に力

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160402-00000041-asahi-soci

障害者が自助自立できる環境づくりが福祉につながる。そんな理念を抱いていたという早川氏が、卯吉さんをシャープの前身の早川電機工業に入社させた。
卯吉さんは他の傷痍(しょうい)軍人とともに分工場のプレス工として働き、分工場が50年に別会社として独立すると、代表に就いた。生前、「早川さんには返せないほどの恩を受けた」と繰り返し語っていたという。
「父が職を得たおかげで兄弟4人が成長でき、私は大学まで出ることができた」。

こうした社会貢献は、欧米では富裕層が熱心に行うものの日本では比較的低調という印象がありますが、シャープ創業者の記事にあるような活動は大きく評価すべきものであったと感じます。
シャープという会社の形は変わっても、それが成し遂げてきたものの意味や価値は不変だと思いますし、そこで育まれてきたものも、会社がどういった形に変貌しても今後も生き続けていくだろうと思います。そういった中に、こうした人間味あふれるエピソードに現れているものも含まれることでしょう。そういったことを、記事を読み強く感じました。