続々登場する海外SIMフリースマホ!日本市場を本気で狙い始めた海外メーカー

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ところが今やスマホは主要の部品を組み立てるだけで、ある程度の性能のスマホがつくれる時代になった。
たとえば、スマホの心臓部といえるSoC(システム・オン・チップ)は、これ1つでスマホを動かすだけではなく、通信やカメラのコントロールまでできてしまうのだ。スマホ画面もシャープなどのメーカーが高品質なものを安く安定して供給している。人気のカメラ機能もソニーなどが他社向けにも高性能なカメラ部品を販売しているのだ。

私は、海外へ行くと、現地でスマートフォンなどを売っているショップに入って製品を見たりするのが好きなのですが、日本では販売されていない、ミドル、ローレンジのスマートフォンのラインナップが結構あって、こういった製品が日本で販売されれば、もっと手軽にスマートフォンが使えるのに、と何度も感じたことがあります。通信キャリアは、おそらく、利益の少なさやかかる手間などから、そういったミドル、ローはあまり販売せずに来たものと思われますが、その分、利用者は損をしてきた面があるでしょう。
今や、MVNO格安SIMカードがいろいろと出て気軽に使えるようになり、こうした入手しやすいSIMフリースマートフォンと組み合わせてお得に使えるようになったのは、利用者にとっては朗報と言えるでしょう。
いたずらにハイスペック(必然的に価格は上がります)を追い求め振り回されるのではなく、自分の身の丈にあった、使いやすいスマートフォンを活用することは重要なことで、その意味で、そうした製品の選択肢が増えているのは望ましいことだと思います。