英国の墓地愛好家クラブ、ブログに観賞記つづる

http://www.afpbb.com/articles/-/3071569

2013年に開設されたブログには、「ここ(墓地)にはストーリーがある。英雄や悪党、発明家、俳優、そして、かつて生き、笑い、愛され、涙を流した人々のストーリーがある」と書かれている。

一昨年、山口県の萩へ行き、吉田松陰高杉晋作などが眠る墓所(元の吉田松陰居宅のすぐそば)へ行く機会がありました。司馬遼太郎「世に棲む日日」の冒頭は、著者がそこを訪れるシーンから始まり、一度、じっくりと訪ねてみたいと思っていて、まだ大河ドラマ「花燃ゆ」放映が発表される前で、墓所には私以外誰もおらず、時折手を合わせながらじっくりと見学できたことが思い出されます。
その意味で、上記の記事で「ストーリーがある」と言われていることは、実によくわかりますし共感を覚えます。
記事にあるような墓地愛好家は、日本でもいますが、今は、そういった愛好家がネットでつながりやすくなっていますから、今後、さらに盛り上がりそうな予感がしますし、それにより埋もれていたお墓に光が当たり誰かが掃除してきれいになったりすれば故人も喜ぶでしょう。