<首相官邸>屋上に「ドローン」落下

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150422-00000029-mai-soci

ドローンは直径約50センチで、四つのプロペラと小型カメラがついていた。けが人はなかった。犯行声明などは見つかっておらず、同署が詳しい状況を調べている。

この件の目的、背景は今のところ不明ですが、こういった方法で攻撃、テロを仕掛けられることは、今や、極めて現実的かつ深刻な脅威と考えるべきだと思います。ドローン自体は手軽に、比較的安価に手に入りますし、それに爆発物を仕掛けたりして目標にアタックする、ということも、それほど高いスキルがなくても可能です(練習次第でしょう)。便利に、無人で宅配荷物を運ぶといったことがいろいろと提唱され実行されているものもありますが、便利なものは悪用されると深刻な事態が生じがちなものであり、警備を考える上では新たな、現実の脅威として必ず組み込んでおくべきものだと思います。
今回の事態は、実験、予行演習を思わせるものもあり、警察当局は、全国で警戒度を十分上げて臨む必要があるでしょう。