被告と食事、男性検事を懲戒処分=判決確定前夜、支払いゼロ―静岡地検

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120925-00000166-jij-soci

地検によると、男性検事は2009年1月9日夜、被告に誘われ、静岡県内で一緒に食事をし、5000円未満の料金を支払ってもらった。
検事は当時、同地検に勤務。食事をした日は、被告が執行猶予付き有罪判決を受けた後で、控訴期限の前日だった。判決は地検、被告ともに控訴せず、確定した。

千葉雄一郎静岡地検次席検事は「食事以外にデートなどは確認できていないが、検事としての意識が低く、軽率だったとしか言いようがない。改めて綱紀の厳正な保持を徹底するよう指導していきたい」としている。

検事が男性で、「デート」が話の中に出てくるということは、相手は女性だった、ということでしょうか。
私も検察庁勤務の経験がありますが、事件関係者と私的に交際しない、飲食したりしない、というのは、教育も受け、また、当然のこととして自覚しているもので、上記のような不祥事が起きる、というのは、最近の検察庁はよほど綱紀が弛緩しているのではないかと思わざるを得ません。
インターネットで検索すると、2010年には、東京地検立川支部所属の検事が、被害者女性と交際していたことが発覚し、減給処分を受け退職していて、また今回のような同様の不祥事ですから、不心得者の極端な例外ケース、とは思いにくく、他にも隠れた同様のケースが存在する可能性はありそうです。
悲しいことですが、組織が徐々に自壊しつつある、という印象を受けますね。