「原発救った命綱」仮設電源ケーブル…福島第二

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120209-OYT1T00281.htm

「これが仮設の電源ケーブル、第二原発を救った命綱です」。敷地内に巡らされたケーブルを指し、福島第二原発の設楽親
したらちかし
副所長(52)が説明した。昨年3月11日の震災直後、ヘリコプターで東電の資材センター(茨城県土浦市)から運び込んだ。100人を超える作業員が12日未明から2日間、夜を徹して敷設し、冷却に必要なポンプに電源をつなげ、津波で失われていた冷却機能を回復させた。

福島第二原発までメルトダウン等の状態に至れば、事態はより深刻になっていたもので、上記のような作業に従事した人々の功績には多大なものがありますね。
深刻な状態に至ってしまった福島第一原発だけでなく、辛くも免れた福島第二原発についても、事故前後の様子を検証することで、危機がいかに招かれてしまったか、回避するためには何をすべきで、何をすべきではなかったかということが、より明確になるのではないかと思います。そのためにも、福島第二原発で起きていたことにも、今後、さらに光が当てられることを期待します。