HPに見限られたwebOS... 救世主は現れるのか!?

http://www.gizmodo.jp/2011/08/hpwebos.html

スマートフォンに関しては、旧Palm時代からの流れもあってかiPhoneAndroidに負けず劣らず魅力的な製品をリリースできているなぁ。という印象を持ってましたが、タブレット型のTouchPadに関しては、非常にiPad を意識しているようで、iPad1.5的な中途半端感は否めませんでした。発売からわずか50日足らずで100ドルの値下げをすることになったのも、TouchPadの売れ行きが非常に芳しくなかったためだったようですね。

現在のようにスマートフォンが隆盛になる前に、PDA(Personal Digital Assistant)というジャンルで、製品がいろいろと出ていた時期があって(電子手帳の後、に位置づけられるでしょうか、それにしても電子手帳と、入力しているだけで懐かしいですね)、WindowsCE搭載のNECモバイルギアなどとともに、Palmを搭載したソニーのクリエなどにも、かなりのファンがいたことが思い出されます。PCを補完するものという位置づけであったと思いますが、PCが小型化、低価格化するにつれ、次第に姿を消して行き、それに変わる形で出てきたのが、「電話」の発展型である現在のスマートフォン、ということになるでしょうか。
Palm当時からの根強いファンがいるだけに、存続を望む声も大きそうではありますが、この世界では、勝者がすべてを獲得する、という傾向が強く、勝ち組に入れなかったが堅実に存続することは難しいもので、webOSも、このまま歴史の彼方へと消えて行く可能性がかなり高くなっている気がします。是非、もう一花咲かせてほしいと思っている人は多いでしょう。