Facebookのセキュリティー

http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20110520-OYT8T00680.htm?from=navlk

Facebookでは、個人情報の公開範囲を設定できるようになっており、多くの人が「友達(フレンド)」か「友達の友達」に公開するようにしている。そのため「友達」に誰を登録するかがもっとも重要だ。Facebookのセキュリティーのキモは、この「友達」をどこまで増やすか、誰ならOKとするかという運用ポリシーを決めることにある。

Facebookの利用者が増えていますが、実名主義で運用されているだけに、上記の記事で取り上げられているような点に注意しながら使う必要があります。具体的に、いろいろな注意点が紹介されていて、参考になる記事という印象を受けました。
結局、幅広く友達登録をするのであれば、掲載する個人情報は慎重に、控えめにして、書くことも「不特定多数の目に触れる」ということを強く意識したものにすべきということでしょう。
記事では、限定された友達なら安心、というトーンで書かれていますが、友達を限定しているからと言って、安心できるものではなく、裏切りというものは、身近にある人によってこそされるものということも意識しておく必要があると思います。本能寺の変織田信長を倒したのは対峙していた宿敵ではなく、腹心中の腹心であった明智光秀でした。当時、Facebookがあって、織田信長明智光秀が使っていれば、互いに友達登録していたはずで、明智光秀は、Facebookを通じても、織田信長の考えや行動、本能寺で無防備な状態で宿泊していることを手に取るように把握できたでしょう。
他人を安易に信用、信頼しない、たとえ友達と感じる人であっても、ということが、ネットだけでなく、生活全般に通じるリテラシーではないか、というのが私の考えですね。