数秒で起動するGoogleの「Chromebook」、ノートパソコンとどこがどう違うのか?まとめ

http://gigazine.net/news/20110512_google_chromebooks/

上記のすべてを実現するため、Chromebookのコアはウェブブラウザとなっています。つまり、Internet ExplorerFirefoxSafariOperaと同じようなネットの各種ページを見るブラウザをコアにしている、ということです。もちろんコアになっているのはGoogleの作ったブラウザ、Google Chromeで、全世界で1億6000万人以上のアクティブユーザーが利用し続けているため、信頼性も相当のレベルに上がっており、開発を担当しているChromeチームがシームレスに全自動アップデートを繰り返しているため、少しずつ良くなり、少しずつ高速化しています。
すでにウェブ上には何百万ものウェブアプリと何十億人ものユーザーが存在しており、新しいアプリを試したり、友人とアプリを共有するのはリンクをクリックするのと同じくらい簡単です。あらゆる情報がすぐに検索可能で、開発者は埋め込んだりマッシュアップして新しい製品やサービスの開発が容易です。つまり、ウェブは電話からテレビまでありとあらゆるこれまで作られた全プラットフォームを網羅できる存在になっており、GoogleChromebookはその出入り口として開発された、というわけです。

遂に、間もなく発売されるとのことですが、従来の、PCを使ったインターネット利用というものを、クラウドを徹底的に活用する方向で、革新的に変える、画期的なものになりそうですね。従来は、マイクロソフトの戦略に乗せられマイクロソフトぼろ儲け(そうして儲けた金でスカイプも買収したわけですが)という世界が長く続いていましたが、Chromebookは、製品価格もかなり安く抑えられていて、そういったマイクロソフト帝国に決定的なとどめを刺すことにもなりそうです。マイクロソフトが、あわてて(?)スカイプを巨額な資金で買収した理由がわかるような気がします。必死に延命の道を模索しているのでしょう。
Chromebookが大きく、広く普及すれば、おり手軽に、安価にインターネットを利用できる、新しい世界がやってくることになりあすが、そうなった場合、androidとの棲み分けをどうするのかということも気になります。タブレットChromebookへ統合し、androidスマートフォンへ特化するという流れになってくるかもしれません。その辺の今後の展開にも大いに興味を感じます。
Chromebookが発売されたら、早速、購入したいですね。