昨日午後、高田馬場駅近くで開催された上記の会に出席しました。本ブログでも既に触れたことがありますが、緑法会というのは、歴史ある法律系のサークルで、私は、早稲田大学法学部入学当初から入会し、そこでかなり勉強もして司法試験に合格し、その後も、こうした会に顔を出したり、以前は行われていた合宿にも行って話をしたりして、現在に至っています。
かつては、この時期になると、司法試験や国家公務員試験等の合格者を招き祝賀会を開いていたものでしたが、法曹養成制度が大きく変わり、法科大学院を経て司法試験を受験するようになたっため、合格者祝賀会は開催しなくなり、それに代えて、4年生の送別も兼ねOBも参加してこのような会を開くようになったようです。
現役の学生といろいろな話ができて興味深かっただけでなく、長く会う機会がなかった同級生や後輩とも会って話すことができ有意義な機会となりました。
法学部に入り、このようなサークルに所属しても、法曹や国家公務員になることだけが人生ではないので、かつて、このサークルに弊害としてあったような、視野の狭い国家試験至上主義のようなものは払拭すべきでしょう。ただ、そういった難関とされる国家試験(司法試験をはじめとする)を本格的に目指そうとすれば、早期に準備を始め計画的に勉強するほうが有利で、それは大学在籍当時から行ったほうが、その後、試験が迫る中、時間がない、成果が出ないと焦ることを防止することにもつながるのではないかと思います。
その意味で、大学3年生、4年生になると、司法試験を受験し一心不乱に勉強していた我々の頃とは変わり、大学生活を謳歌しているように見える学生の人たちには、今後に備え、今のうちから、視野を広く持ちつつも堅実に勉強しておいてほしいと感じました。