ハドソン川の奇跡から1年 不時着現場で「同窓会」

http://www.asahi.com/international/update/0116/TKY201001160112.html

ニューヨークのハドソン川にUSエアウェイズ機が不時着した事故が15日で1年を迎え、不時着の現場で「同窓会」が開かれた。チェスリー・サレンバーガー機長ら乗員・乗客のほか、救助にあたった人たちも駆けつけ、約200人が「ハドソン川の奇跡」を振り返った。
不時着した午後3時31分ちょうど。当時、救助活動に参加した同じフェリー船に乗った乗客たちは、不時着の現場に着き、寒風が吹く甲板上で「乾杯!」の歓声をあげた。鳥の群がエンジンにぶつかったことが不時着につながったことから、祝杯の酒は、「グレー・ギース」(灰色のガチョウ)という名のウオツカでつくったカクテルだった。

こういう酒を互いに酌み交わす、というのが、いかにもアメリカ的ですね。あれから、もう1年がたったんだな、ということをしみじみと感じます。
生と死は紙一重、ではありますが、こうしてみると、生きているからこそ集まって楽しめ、あの時、機長がパニックに陥るなどして墜落していればそこですべてが終わっていたものであり、生と死の間には越え難い大きな壁がある、生きてこそ、ということを改めて強く感じます。
こういうところで、こうして飲むお酒は、さぞおいしいものでしょうね。