さすがに凄い東京消防庁

日曜日夜に、受任している離婚訴訟の準備書面の作成や証拠の整理をしていて、午前1時ころに帰宅し、見そこなった「天地人」を録画で見ていたところ、近くで火事があったらしく、四方八方からサイレンを鳴らし次々と消防車が集結してきて、元々、野次馬的な好奇心が強い私は、雨の中、傘を差して見に行きました。
十数台の、様々な消防車が集結していて、かなりの壮観で、iPhoneで写真を撮りました。午前1時半過ぎ、それも日曜日から月曜日にかけての深夜のせいか、野次馬は私1人だけでした。現場には救急車まで来ていて、物々しい雰囲気に包まれていましたが、私がうろうろしていると、消防士の1人が、「誤報ですから大丈夫ですよ」と声をかけてくれました。誤報ではあるものの、万が一のことを考えて、消防士が手分けして周囲を検索していたようでした。
いろいろな消防車が、十数台も集結し、よく、消防車が見たいからという理由で放火する人がいますが、そういう人の気持ちが少しわかるような気がしました。iPhoneで写真を撮ったりしていたので、消防士の中には、こいつが誤報の原因を作ったのではないかと思った人もいたかもしれませんが、私は単なるしがない弁護士の野次馬で、虚偽通報などしていませんから、誤解のないようにしてほしいものです。
誤報であっても、深夜にあっという間にあれだけの消防車を一気に集結させることができる東京消防庁は、やはりたいしたものだと感じました。帰りに、ローソンで買い物をした際、そのことをローソンの店員に言ったところ、その店員(男性)も、「東京消防庁って、よくテレビでやってますよね。」などと、私と同じ盛り上がり方をしていて、女性ではスピットファイアもわからないが、やはり男性ほうが私の感じたことをわかってくれる人がいる、と思いました。