<中川財務相>何度も酒に飲まれ失態

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090217-00000116-mai-soci

昨年10月に政府が「緊急市場安定化策」を決定した際は、会見が午前9時の開始予定から15分ほど遅れたうえ、対策の具体的中身に触れず、正式な発表が昼にずれ込んだ。このためバブル後の最安値を更新していた株安の流れを止められず「危機対応に甘さがある」(アナリスト)と批判が集中。一部週刊誌が「前日の飲酒が原因で会見に遅刻した」と報じると、中川氏は「会見時間前に登庁していた。(事務方からの)レクチャーが長引いただけだ」と抗議する騒動に発展していた。

上記のような出来事を含め、この記事の中に出てくる、様々な酒にまつわる失態を見ていると、今回のG7における世界的醜態は、偶発的に起きたものではなく、起きるべくして起きたと言っても過言ではないように思います。
ここまで酒癖が悪い人物は、どこかで淘汰されてしまい、財務大臣までのぼりつめるということは、普通はないはずですが、そこは、ご本人の元々の優秀さとか周囲の支えなどがあって、ここまで来れたのでしょう。しかし、それもさすがに限界であったという印象を強く受けます。
酒癖の悪い人はよくいますが、できるだけ早くその点を自覚し、酒を飲む際には慎重の上にも慎重に臨む必要があると思います。その意味で、中川氏の世界的醜態(歴史的醜態とも言えると思いますが)は、酒で失敗しがちな人々にとって、貴重な教訓になったと言えるでしょう。