厚労省ポスター“横流し” オークション出品 職員の小遣い稼ぎ?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081015-00000501-san-soci

ポスターは先月18日までに全国の労働局に送付。ハローワーク労働基準監督署掲示されているほか、法務局、地方自治体、業界団体にも掲示依頼されている。しかし、厚労省では「民間企業や個人に渡すことはない。取り扱いは通常、公務員が行う。オークションへの出品は、あってはならない行為」(労働保険徴収課)と事態を重視し、9日から調査を始めた。
すでにヤフーに対して出品の中止と、出品者に関する情報提供を依頼した。

インターネットオークションにおけるこの種のトラブルは、昔からあって、同じようなことが繰り返されている、と言っても過言ではないでしょう。
上記の記事にあるようなポスターの場合、管理不十分のまま、所有権の所在もよくわからないまま、人気があるポスターが続々と出品され、騒ぎが起きる、というパターンで、削除しようにも削除の理由が見当たらない、という場合が非常に多いのが実情です。「非売品だから削除してくれ」という話がよく出ますが、元は非売品でも、世に出た後に値がついて取引されるものを、「非売品だから」というだけで取引停止にはできないでしょう。
対策としては、管理(所有権の所在を含め)を徹底するしかなく、いい加減な管理しかしていない物がインターネットオークションに出品されても削除は難しいと思うべきで、そういった物について「出品者に関する情報提供」など論外というべきでしょう。