「殺せば刑務所に行ける」18歳少年、また身勝手な凶行

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080326-OYT1T00429.htm

妻と、小学2年生と幼稚園児の女児の4人家族。途中まで一緒に帰った同僚の男性(39)は「『子どもがもうすぐ終業式だ』と話していた。子煩悩で優しい性格で、誰からも好かれる人。帰る時間がもう少し違っていれば、こんなことにならなかったのに……」と目を赤くしていた。

お気の毒としか言いようがなく、それだけに、犯人の少年に対する怒りが募ります。
私の場合、検事、弁護士といった仕事をしてきて、いつ、どこで、誰から恨みをかっているかもわからないので、駅のホームでは前のほうに立たないように(後ろから突き落とされたりしないように)常に注意していますが、あらゆる人にそういった注意をしろ、というのは無理なことです。
茨城県の土浦でも、最近、通り魔連続殺人が起き、立て続けにこの岡山の事件と、日本が、日本人が次第に崩れて行っている、という恐ろしさを感じずにはいられません。
日本の社会を、金があれば人の心も買える、刑務所に行くためには人も簡単に殺す、といった病みきった社会にしないために何をすべきか、ということを一人一人が真剣に考えなければならないでしょう。