水谷建設脱税事件、東急建設支店長が聴取後に自殺

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060817-00000315-yom-soci

県の入札調書によると、東急建設は他の建設会社と共同企業体(JV)を組み、同県が2000、03、04年に実施した下水道整備工事の入札に参加。04年8月の入札では、同社などのJVが福島市内の下水道整備工事を8億1690万円で落札した。前田建設工業のJVもこれらの入札に参加しており、関係者はこの工事に関しても聴取を受けていたという。

こういう状況下で取り調べを受けると、追及も当然厳しくなり、追及されるほうも言えることと言えないことがあり、言えば楽になる反面、言って裏切ることになる面もあり、ということで、板挟みになって、根が真面目な人ほど、こういった悲劇的なことになりがちです。
薄氷を履む思いをしつつ被疑者や参考人を取り調べた経験があるので、声高に特捜部を責める気にもなれませんが、真相を解明すればよい、割れば終わり、というのではなく、相手の立場に配慮し、前向きに生きる気力まで奪わないような取り調べをやってほしいものです。