病院勤務医は忙しい・週66時間、1日30人診察

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060304AT1G0803P04032006.html

調査によると、1週間あたりの平均勤務時間は66.4時間。平日の1日の内訳は外来診察(2.8時間)、入院診療(4.3)、休憩(0.8)、自己研修(0.7)、研究(0.5)、教育(0.4)など。年齢別では30―34歳が週平均70時間以上と最も多い。

専門職の従事者は、能力が向上するにしたがって、どうしても忙しくなることは避けられません。
問題は、必要な休息、気分転換等ができず、体調を崩し最悪の場合過労死するとか、仕事が雑になったり思わぬミスをする、といった危険性でしょう。また、専門職従事者は、その専門性を維持、向上させるため、各種の勉強が不可欠であり、あまりにも忙しく勉強できないと、能力が陳腐化、低下して、質の高いサービスが提供できなくなってしまいます。
補助者(弁護士の世界では「パラリーガル」)を積極的に活用するなど、業務の合理化、効率化を常に考えて行く必要性を痛感します。