<拉致事件外交文書>金大中氏の訪日求めず 当時の田中首相

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060205-00000072-mai-int

公開された会談議事録によると、田中首相は冒頭で(1)日韓両国が協力して捜査を継続する(2)捜査状況を日本に報告する(3)公権力の関与が明らかになれば、(日本から)新たに問題提起できる(4)書記官の捜査は逮捕、起訴も含まれる――との4点の確認を求めた。
しかし、金首相が即座に「建前として一応、言っているのか」とただすと、田中首相は「建前としてだ」と答えた。さらに「(日本の)捜査本部は徐々になくす」「実質的には日本側捜査は終結する」と述べた。
最大の焦点だった主権侵害の有無について金首相は、金書記官がKCIA所属かどうかにも触れないまま「この事件で公権力介入というのは絶対にない」と言い切った。
一方、金大中氏について田中首相は「彼はここに来ないほうがいい」と、訪日を求める政府見解とは異なる本音をのぞかせ、「彼がその程度の政治的センスがない人物なら将来はない」と語った。

この問題の事後処理は、今なお全容が解明されていないと言ってよいと思いますが、今回の文書は、あくまで韓国側のものであって、韓国側に都合の良いように作成されている可能性も考慮すべきではないかと思います。
どうも、韓国側に都合良くできすぎているような気がします。