YS-11

奥村弁護士のブログで、YS11について触れられていました。
実は、私が生まれて初めて乗った飛行機が、YS11でした。司法修習生の時、九州で合宿研修があって、広島から鹿児島までYS11に乗ったのが、初めての飛行機搭乗でした。
離陸の時から、プロペラ機特有の振動や音があって、飛行機が初めての者としては、安心して乗っていられる雰囲気ではありませんでした。その日は、あいにく気流の状態も悪く、何だか上がったり下がったりしながら飛んでいる感じで、非常に落ち着かなかったことを覚えています。
少しパニック状態になっていたのか、次第に高度が下がってくる・・・地面が近づいてくる・・・どんどん近づいてくる・・・まさか墜落?などと、頭の中が真っ白になりかけていたところ、単なる「着陸」で(着陸のアナウンスを聞き逃していたのでしょう)、着陸してほっと胸をなで下ろしたのでした。
そういう記憶に残っている飛行機です。