外国人女性被害者を犯罪者扱い…人身売買実態で報告書

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041119it06.htm

確かに、従来の捜査実務では、こういった外国人女性を「犯罪被害者」と位置付ける姿勢は希薄で(例外はあったと思いますが)、どちらかというと、組織的な犯罪に末端で加担している、悪性の低い人々、という感覚が強かったのではないかと思います。
しかし、実質的には、人身売買の対象となって来日している場合が非常に多いはずですし、今までは単なる風営法違反で、関係者が比較的軽い処罰しか受けていないケースであっても、国際的な常識に照らせば、人身売買としてより重い処罰が適当なものも多数あるでしょう。
今までの慣れきった感覚について、国際的な常識に照らして、反省と見直しを迫られているという印象をこの記事から受けました。