ムショはギュウギュウ…受刑者43年ぶり6万超 定員オーバー、収容率は最悪の116.6%

http://www.zakzak.co.jp/top/2004_11/t2004110527.html

04年版犯罪白書は「犯罪者の処遇は摘発・処罰とあわせ、刑事司法の両輪をなしている」として、特集で刑務所の過剰収容や受刑者の質的な変化、出所後の処遇状況などを取り上げた。
 それによると、収容者数は95年ごろから目立って増え始め、99年以降は毎年2000−4000人程度増加。収容率は91−95年は80%以下で横ばい状態だったが、2000年に初めて100%を突破し、その後も増加を続けている。

私は、時々、弁護士会が行う刑務所見学に参加していますが、行くと必ず、この「過剰収容」問題が話題になります。こういう状況が続くと、受刑者同士や、受刑者と刑務所職員とのトラブルなど、様々な問題が噴出しますから(実際に様々な問題が起きています)、早急な改善の必要があります。