UFJ告発 攻防1年、金融庁厳格主義貫く

http://www.asahi.com/money/kaisetsu/TKY200410080107.html

抵抗は激しく続いた。検査官との協議の場に弁護士などを動員した。検査忌避で行政処分を受けた後も組織的な関与は認めなかった。金融庁の「UFJはやはり許せない」という怒りをあおった。

こいいう「見通しの悪い」人や組織は、弁護士の使い方も悪いものです。対金融庁との間での問題は、「法律の解釈」といった小手先の問題ではなかったはずですし、弁護士が同席して、その場では押し気味に議論できても、本質的な部分が解決されない以上、単なる問題の先送りにしかならなかったでしょう。だからこそ、このような致命的な事態に至っているはずです。
おそらく、どこかの、たいした仕事もしないのに、「馬鹿高い」報酬だけはたっぷりとる法律事務所に、目の玉が飛び出るくらいのお金を取られたことと思いますが、そういったお金が、そもそも、顧客のなけなしの預金とか、従業員のコツコツとした努力により生み出されたものであることを、関係者は再認識すべきでしょう。