「管理人のHPは明日で終了します」

http://d.hatena.ne.jp/okaguchik/20081109/p4

残念ですね。かなり多くの人に役立っていたサイトであるだけに、同様の気持ちを持っている人は多いでしょう。「ボツネタ」のほうも、引き継ぐ人を探しているということですが、こういったサイトは、管理者の個性によって維持されている側面が強いものなので、引き継ぐといっても簡単には行かないでしょう。
インターネットというものは、善意と悪意が交錯する世界で、善意で、真面目に取り組んでいても、悪意ある攻撃にさらされる、といったことが起きてくる場合があります。善意や真面目さが、経済的利益に裏付けられているのであれば、多少の悪意ある攻撃があってもはねかえしてやって行く、ということで済むのかもしれませんが、時間をかけ労力をかけて、多くの人々のためボランティアで継続、維持しているような場合、そういった嫌なことがあると、継続、維持する気持ちが萎えてしまう、ということが往々にしてあるように思います。今回の上記のような突然の終了にも、そういった面があるのかもしれません。あくまで推測ですが。
物事には始めがあれば終わりがあり、また、出会いは別れの始まりとも言いますが、これで一旦は終わるとしても、今後の新たな復活を期待したい、と思います。

福岡大医学部、弁護士を助教に…医療トラブルで裁判回避へ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081109-OYT1T00132.htm

採用するのは、昨年度の司法試験に合格し12月に弁護士資格を取得予定の女性で、消化器外科の助教に迎える。薬剤師として約11年の勤務経験もあり、医療現場にも通じているという。
トラブル発生の際、第三者的な立場で病院と患者から意見を聞き、手術経過などを分析して法的問題を指摘する。
弁護士は、原則として利害が対立する複数の代理人になれないため、病院の顧問弁護士であれば、患者の利益を図ることはできないが、教員なら、病院側の利益にとらわれることはなく、患者に病院の過失を指摘できるという。

なかなか意欲的で興味深い試みであると思いますが、病院と患者の利益が鋭く対立した場合、病院側から給与をもらっている立場で、どこまで患者側に立てるのかという問題、また、紛争に対して誠心誠意取り組んでも結果として病院側を支持した場合に、患者側から、やはり病院側の人に過ぎなかった、と見られてしまう可能性は残るでしょう。
とは言え、やってみないと物事ははじまらないので、やってみて問題点を抽出し、改めるべき点があれば改め、良い方向へとつなげて行く第一歩にしてほしいと思います。

西松裏金疑惑、本格捜査へ 8回に分け元社員運搬

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081109-00000066-san-soci

関係者によると、この元社員は海外の工事で費用を水増しするなどの手口によって裏金を捻出(ねんしゅつ)していたという。

外為法違反を入口事件に据えて、その先にあると思われる贈収賄事件を摘発しようとしているのでしょう。「裏金をつくる過程で、こうした不動産の購入代金や遊興費として、これを私的に流用していた疑いもあるとみられている。」と記事にはありますが、特捜部がそういったことを本気で解明しようとしているわけがなく、狙いはそこにはないはずです。
裏金の使途先がどこまで解明されるか、解明された時に、どこまで事件として伸びて行くかということが、今後の焦点でしょう。

日本版LinkedInとなるか--ヤフーがビジネスSNS「CU」を開始

http://www.yomiuri.co.jp/net/cnet/20081104nt16.htm

CUとは、ユーザー同士がリンクしあいながら、実名や所属する会社、団体名などを登録し、ビジネスに役立つ人脈ネットワークを広げるためのSNS。開発にあたっては、米国の代表的なビジネスSNS「LinkedIn」などを参考にしたという。
登録したユーザーは、CU内のコミュニティーに参加したり、自分の持つ人脈をユーザー間で紹介しあったり、ユーザー同士でコミュニケーションをとったりできる。名前、生年月日、性別、勤務先、肩書き、入社年月などが登録必須項目となっている点が、通常のSNSとは異なるところだ。いずれは求人機能なども検討しているという。
ベータテストでは今後半年で1万人を目安にユーザー登録を募る予定だ。ベータ期間中に寄せられた要望を参考にし、2009年以降に正式版として公開する計画だ。正式版となった後も、参加方法は基本的に招待制となる。

誘ってくれた知人がいて、早速、登録してみましたが、どこまで使えるのか、役立つか、ということについては未知数で何とも言えないですね。
ミクシィなど、日本における既存のSNSは、どちらかというと、趣味や遊びなど、私的な部分に重点がおかれがちであるような印象がありますが(もちろん、仕事に役立てている人もいますが)、既存のSNSと重複しても意味はない、と考えて、ヤフーとしては「ビジネス」に重点をおいたのかもしれません。
様子を見つつ、活用できるようであれば徐々に活用してみたいと考えています。