無免許先生、教壇に4カ月 『申請中』とうそ

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050826/mng_____sya_____009.shtml

教諭は教員免許を取得するため、通信制大学で学びながら昨年十月に都教委の教員採用試験に合格。今年二月に免許の取得に必要な単位が足りないことが分かったが、同校の前校長との面接時に「免許を申請中」とうその説明をし、四月一日に採用。その後も現校長から免許状の提示を求められるたび同様の説明を繰り返していたが、今月九日、免許を取得していないことを申し出たという。

教諭に採用される上で、教員免許を取得していることは本質的なものですから、その点で嘘をつき採用された上で、給与等を詐取したということで、詐欺罪が成立するでしょう。
別のニュースによると、支給された給与等は返還したようですが、正真正銘の刑事事件にもなり得るケースです。
無免許の先生に教えられていた生徒の単位はどうなるのか、気になります。

米軍基地統廃合 日露講和条約の舞台 「ポーツマス」は残った

http://www.sankei.co.jp/news/morning/27int001.htm

メーン州ニューハンプシャー州にまたがるポーツマス海軍工廠は、一八〇〇年に開設されていて米国で最も古く、日露戦争の講和交渉も工廠の一室で行われている。現在も約四千五百人の従業員が原子力潜水艦の修理などに当たっている。

背景には、中国の海軍増強に対抗するという事情があるようですが、ポーツマスのような歴史の舞台が消えずに残ることは、良いことだと思います。
吉村昭ポーツマスの旗」は、ポーツマス講和条約締結に至るまでの息詰まる攻防を描いており、日露戦争終結100周年にあたり、一読に値します。

ポーツマスの旗

総選挙に「関心大」57%、前回上回る…読売世論調査

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050826it16.htm

郵政民営化の賛成派が1週間前の前回調査より増える中で、郵政民営化を最大争点とし造反派に対抗候補を立てた、“劇場型”といわれる「小泉戦略」や、それに対抗した新党結成などにより、一気に有権者の関心が高まった格好だ。

私は政治に疎いので、単なる感想ですが、最大の争点は郵政民営化であるものの、それだけにとどまらず、郵政民営化に代表される小泉内閣構造改革路線をこのまま推進するか、あるいは修正ないし別の路線を選択するかが、今回の総選挙の争点と言えるでしょう。
今後の日本の進路を左右する、非常に重要な総選挙になるという予感がします。