非常ブレーキなぜ使わず? 首ひねる運転士ら JR脱線

http://www.asahi.com/national/update/0805/TKY200508040452.html

公開された分析結果によると、すでに緩和曲線に入り約30メートル過ぎた時点で、ブレーキが操作されている。ところが、通常のブレーキにとどまり、非常ブレーキが作動したのは脱線後だ。
ある運転士は「ブレーキ開始の遅れは、意識を失っていたとか、ぼんやりしていたなどと説明がつく。しかし、気づいてブレーキをかけているのに、非常位置まで押し込んでいないことが理解できない」。

以前、謎とされている事件・事故に関する本を読んだことがありますが、その中で、ロンドンで起きた地下鉄事故が取り上げられていました。その事故も、確か、何ら減速することなく車止めに激突するという不可解な事故で、運転手に飲酒、薬物服用、その他の病変も認められず、結局、原因不明のままになってしまったということでした。
ただ、原因究明が完全でないと、同種事故が再発する恐れが残ることにもなり、利用者の不安が解消できないでしょう。

迅速な捜査協力へ…日韓が刑事共助条約で大筋合意

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050804-00000012-yom-soci

昨年7月の日韓首脳会談以降、4回の交渉を重ねて合意に達した。条約が締結されれば、外交ルートを通さずに日本の法務省警察庁と韓国法務部との間で直接、犯罪捜査のための連絡を取り合うことができ、迅速な協力が可能になる。

我が国との間で、こういった関係が特に必要と思われるのは、このニュースであげられている国々のほか、フィリピン、ロシア、タイ、シンガポールといった国々でしょうか。
逃亡犯罪人の引き渡しについても、今後、徐々に手当が必要ということになるでしょう。

東北、関東で厳しい暑さ 群馬・館林で37・3度

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050804-00000232-kyodo-soci

この暑い中を、

「停電で総武線電車立ち往生、1200人が1時間缶詰め」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050804-00000513-yom-soci

では、たまらないですね。私なら、とても1時間も我慢できず、10分程度で、無理矢理でも電車の外に出て、近くの駅へ向かって歩き出しそうです。

児童ポルノ法違反:日赤に200万円寄付し猶予判決

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050805k0000m040165000c.html

このニュースの表題や内容を見ると、「200万円寄付したので、つかないはずの執行猶予がついた」かのようですが、裁判所における量刑は、毎日新聞の記者の頭の中ほど単純ではないし、こういった報道が安易に行われると、この種の寄付を受けたほうも迷惑ではないか(今後、寄付が受け取りにくくなったりする恐れもある)と危惧されますね。
刑事事件の中で行われる寄付というものは、いろいろな思惑から行われますが、日赤のようなところに寄付されたお金は、確実に世のため人のために使われることになるはずですし、裁判所も、寄付(他には法律扶助協会に対する贖罪寄付など)を過大に評価するのではなく他の情状の中で相応に考慮するものなので、今後とも、こういった寄付はあって良いと思います。

人権侵害:「素手で食べろ」教諭に警告書 鳥取県弁護士会

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050805k0000e040050000c.html

警告書によると、教諭は同小に赴任した97年から04年7月ごろまで、給食時間内に食べ終わらないクラスの複数の児童に「いつまで食べとる。ハンカチやティッシュ、なかったら手を出せ」などと言い、食器を撤収してご飯とおかずなどの食べ物を混ぜた後、両手に移させて犬のように食べさせた。一時学校に行けなくなる児童もおり、現在も心的外傷と見られる症状が残っている。

教師としての資質を問題にする前に、人間として重大な欠陥があるんじゃないでしょうか、この教師は。児童の人間としての尊厳を尊重できないような人間に、教壇に立つ資格はないでしょう。

教諭は今年4月から担任を外れ、県内で1年間の研修をしているという。

こういった欠陥教師こそ、きちんと実名を公表し、今後、万が一、教壇に立つような事態が生じた場合に、親や関係者が警戒できるようにすべきだと思います。

誘拐自作自演で家族から現金 破産宣告のフリーター

http://www.asahi.com/national/update/0805/TKY200508050235.html

捜査1課によると、男は司法試験をめざしているが、消費者金融に多額の借金があり、裁判所から破産宣告を受けたばかり。「仕事にもつけず、鬱積(うっせき)したものがあった」などと話しているという。

法科大学院卒業生の中で相当数が「三振」し、かつ、適切な受け皿が用意されなければ、上記のニュースのように、自暴自棄に陥って、犯罪に走ったり、反社会的な分野で暗躍したりといった「元法科大学院生」が続出する恐れもあります。
単に「自己責任」と突き放すだけでは済まない事態が目前に迫っているということを、特にこの問題について責任と権限を有する人々は十分認識して、何らかの手を打つべきでしょう。