西武事件:違法性「告発」の監査役に聞く

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050322k0000e040090000c.html

−−振り返って思うことは。

 こんな大事件になるなら(監査役を)引き受けていなかった。しかし、私は監査役の仕事を教科書通りにやっただけ。小心者だから、不正を見なかったことにして、びくびくしたくなかった。隠し事がないのが一番強い。

コンプライアンスとは何か、どうあるべきかを考える上で、非常に示唆に富む内容であると思います。

日航機、福島空港でしりもち けが人なし

http://www.asahi.com/national/update/0322/TKY200503220114.html

御巣鷹山日航ジャンボ機墜落事故から20年もの年月が経過している上、最近の不祥事続き、国土交通省による業務改善命令、そして、このしりもち事故、とくると、次は、墜落等の重大事故ではないかと非常に危惧されます。
当面、日航は避けたほうが賢明かもしれません。
私の、良い予感はあたりませんが、悪い予感は結構あたるので、気になります。

堤前会長と法人2社、証取法違反で起訴へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050322-00000001-yom-soci

一方、西武鉄道の2003年3月期の有価証券報告書に虚偽を記載したとして、弁護士から告発されていた戸田博之西武鉄道元社長(69)については、長年続いていた記載の仕方を追認して決裁していたに過ぎない、などとして起訴猶予とする見通し。

こういった問題について、上場企業の社長という地位にあった人間が、本当に「長年続いていた記載の仕方を追認して決裁していたに過ぎない」という理由で起訴猶予になるのであれば、非常に疑問です。
「過ぎない」という言葉を、こういう文脈で使うこと自体がおかしいと思います。