「任期中改憲」五里霧中 岸田首相意欲も議論拡散

「任期中改憲」五里霧中 岸田首相意欲も議論拡散(時事通信) - Yahoo!ニュース

衆参両院の憲法審査会の開催ペースは上がり、衆院憲法審は昨年暮れに緊急事態条項創設に関する論点整理を行った。ただ、各党の思惑が交錯して、議論は拡散気味だ。

改憲に関する議論は大いに、活発に行うべきだと思いますが、現状、日本周辺の防衛環境が著しく緊迫しつつあり、自衛隊憲法上明記するかどうか、といった議論を延々とやっているよりは、現行憲法の解釈を現実的、積極的に行いつつ日本を守る方策を打ち立てていくことを優先すべきでしょう。

まだ、改憲というと、自衛隊明記とか緊急事態条項といった点に話が集中しがちですが、今後の日本という国家、社会をいかにデザインしていくかという観点で、新しい権利とか統治機構の刷新といったことにも幅広く目を向け議論を広げていくべきだと思います。

55年体制を引きずったような、護憲か改憲かといったカビの生えたような議論はもうやめてほしいものです。