使ってみた「新iPhone SE」“圧倒的コスパ”は本当か

使ってみた「新iPhone SE」“圧倒的コスパ”は本当か(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

ディスプレー周りの額縁は最近のスマホより太く、トレンドのデザインではないが、高機能のわりに価格は安い。現在、通信料金と端末代金を分ける「分離プラン」が導入され、端末の割引がほぼなくなったが、第2世代のiPhone SEは割引なしでも比較的買いやすい。最近のスマホが高くて買いづらいと思っていた人にお薦めできる。ホームボタンがあり、直感的に使えるため、初めてスマホを持つ人にもいい選択肢と言えるだろう。

Androidのハイエンド機とiPhoneを併用していて、iPhoneに不満を感じるのはカメラ機能です。Androidのハイエンド機では、状況にもよりますが実に良い写真が撮れるのに対し、iPhoneではそこそこのものしか撮れない、ただ、iPhoneは、どういう状況でも平均的なものが撮れるところが良いということは言えるでしょう。 

逆に言えば、カメラ機能にそれほどこだわらないなら、iPhone11、11Pro のような高価格機でなくても良いということにもなります。iOSのメリットを享受するなら、新iPhoneSEで十分だと割り切れば、価格の安さは大きな魅力です。また、高機能を追い求めるハイエンドのiPhoneにはしないことで、陳腐化することなく長く使えるというメリットもあると思います。

ガラケー派の人がスマートフォンに鞍替えする際に、iPhoneにしておけば、日本ではiPhoneユーザーの比率が特に高く、周囲の誰かはiPhoneを使っていて、何かと聞きやすいメリットがあります。そういう点でも新iPhoneSEのメリットは確かにあるでしょう。