『広辞苑 第7版』、「LGBT」「しまなみ海道」の誤解説を訂正 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180125-00000347-oric-ent

サイトでは「『広辞苑 第七版』読者の皆様へ」と題し、「『広辞苑 第七版』(2018年1月12日、第1刷)の『エル‐ジー‐ビー‐ティー【LGBT】』および『しまなみ‐かいどう【しまなみ海道】』の項目の解説文に誤りのあることが判明いたしました。まことに申し訳なく、お詫び申し上げます」と謝罪文を掲載。

ネット社会の中で、ネット上で内容について様々に指摘を受け、こうして訂正に至る、その経緯に「今」を感じるものがあります。紙の印刷物では、訂正といっても紙ベースでは簡単にはいかないもので、その点、何かと批判を受けるWikipediaのように、ネット上で衆知を集めつつ更新できるシステムというのは、やはり魅力的なものがあるでしょう。
Wikipediaでは、誰が書いたかわからないという欠点がありますが、広辞苑のような辞書の場合、ネット上で意見を集めて、共著者、編集者が検討して適宜更新していく(それをその後に紙ベースで反映させていく)という仕組みで整備しておくと、できるだけリアルタイムでアップデートできて良いのではないかと思います。