高知で真夏の祭典「よさこい祭り」始まる 花火4000発がオープニング飾る /高知

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前夜祭にチームスタッフとして参加した女性は「よさこい期間中は街全体がお祭り騒ぎ。踊り子だけでなく携わる全ての人がこの日に向けて取り組んできた。本番は熱中症と酒の飲み過ぎに気を付けて全力で楽しんでほしい」と笑顔を見せる。

私は、よさこい祭りを見物したことはありませんが、平成の初めに徳島地検にいた当時、ちょうど今の時期、中国人の大量密航事件があって高知地検に応援派遣され、よさこい祭があるので高知市内の宿泊施設がどこも満員ということで、高知刑務所の中にある職員用の施設に宿泊して、連日、被疑者の取り調べを行なっていたことが思い出されます。当然、忙しくてよさこい祭りどころではなく、当時の高知地検検事正が、あまりにも気の毒だからということでビールを差し入れしてくれて、宿泊していた施設の冷蔵庫に入れておいてくれたので、夜、それを飲みのだけが楽しみという状態でした。ひどい目にあったと思っていたのですが、その後、徳島地検で検事正会議があった際に、検事らで検事正室に挨拶に行ったところ、高知地検検事正が私の近くにまで歩み寄られて、応援で派遣され取り調べに当たったことへのお礼を丁寧に言ってくださって、恐縮するとともに、ひどい目にあったという気持ちが消えてなくなったことも思い出されます。人柄の悪い人が多い検察庁の中でそういう気配りができる立派な検事正でしたが、その後、早くに亡くなられたと後に聞きました。この季節になり、よさこい祭りのニュースに接すると、そういうことを思い出します。