http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/179541
恐ろしいのはカルデラ破局噴火です。阿蘇山は30万年前から9万年前の間に、4度も破局噴火を起こしています。最後の噴火では東京ドームの10万倍分のマグマが噴き出し、火砕流が北九州全域をのみ込み、瀬戸内海を越えて中国地方に及んだとされます。日本列島で破局噴火は約6000年周期で起きていますが、最後の発生は約7300年前。いつ起きてもおかしくありません」(島村英紀氏)
昨夜から今日にかけての熊本での地震には驚きました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。日本全体でできるだけの支援をしていきたいものだと思います。
いろいろと記事を読んでいて目に留まったのが上記の記事でした。いたずらに不安に陥るべきではありませんが、専門家が警鐘を鳴らしていることには謙虚に耳を傾ける必要があり、可能性はかなり低くても、こうした破局的、壊滅的な大災害が突如として襲ってくることも念頭には置いておくべきでしょう。その上でどうすべきかということを、楽観ではなくどちらかというと悲観的な発想、姿勢で考えておくということは無駄ではないと思いますし、むしろ必要なことではないかと思います。
今後、被災地、被災者への支援を強力に推進するとともに、厳重な警戒を継続して、「その時」に備えることが不可欠だろうと強く感じるものがあります。