【前編】
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20150616/1065250/
【後編】
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20150622/1065329/
iPadとの対比もされていて、なかなかわかりやすいレビュー記事ですね。私は、先月にSurfacePro3を導入して、結構、気に入って使っているので、興味を感じつつ読みました。
個人的には、Surface Pro 3は高性能な携帯ノートとして扱うべき製品だと思っている。価格もそのレンジに近い。逆に、Surface 3はもっとカジュアルに使うタブレットなのだろう。
拡張性を比較すると、フルサイズのUSB端子を1基搭載し、microSDカードスロットを備えるSurface 3が勝っている。とはいえ、iPadはそもそもUSBを使わずに完結するのが前提のモデルだ。USB端子がなくて困ったという声は、ついぞ聞いたことがない。
高性能なCPUを搭載して、価格差は2万8000円ほど。僕ならSurface Pro 3を買うだろう。
つまり、Surface 3はどうにも中途半端なのだ。
私の、SurfacePro3に対する感覚も、導入時の位置づけも、「タブレット」というのはほとんどなくて(そもそもそういう使い方をしていませんし、そう使うには大きくて重いです)、さくさく動く便利なモバイルPCという感じです。そういう捉え方をすると、上記のような拡張性はあったほうが良いという印象を受けるのですが(まだ、そこまで活用していませんが)、より小型で携帯性が高いと思われるSurface3で、そこまで必要なのかという素朴な疑問は感じます。
使い方は人それぞれですが、これでばりばりとPCとしての使い方をする、というのは無理があるような気がしますし、タブレットとして使うにも、Windows系はアプリの数が少なくてそういう使い方をするなら、やはりiOSかAndroidということになるでしょう。そういう意味で、私も、上記の記事の筆者と同じ中途半端さは、特にSurface3には感じますし、Proを、値上がり前に駆け込みで購入しSurface3にしなかったのも、そういったところが気になった(既に持っているiPadとかぶりそうで、かぶることで使わなくなりそう)という危惧も、振り返るとあったような気がします。
今後、Surfaceを導入しようとしている人は、どういう使い方をするかよく考えて賢い選択をする必要がありそうです。