http://emobile.jp/products/gl07s/
数日前に、ひょんなことから予定外で入手したのですが、紹介しているネット上の記事も、他社製品に比べて少ないようなので、ちょっと使ってみた印象を書きとめておきます。
最初に持った印象は、「薄くて軽いな」ということでした。厚さは8.6ミリ、最厚部で9.2ミリということですが、GalaxyS4が
http://www.nttdocomo.co.jp/product/smart_phone/sc04e/spec.html
厚さ8ミリ、最厚部で8.9ミリとのことで、実際に比べてみると、STREAM Xがわずかに厚みがあるかな、という程度で、ほぼ同じ感じです。GalaxyS4が134グラムであるのに対し、STREAM Xは122グラムですから、確かに軽いです。
スペックを見ると、GalaxyS4よりは、やや見劣りはしますが、画面は4.7インチと大きく、1.5GHzクアッドコアCPU、1300万画素カメラ、2350mAhバッテリーと、押さえるべき点はきちんと押さえられていて、現行のスマートフォンの平均を超えるものになっていると思いました。
HUAWEIのスマートフォンを使ってみるのは初めてですが、UI(ユーザーインターフェイス)は、androidのオリジナルのものを大きく変えない(独自のものは加味していますが)、オーソドックスでシンプルなものになっていて、ごちゃごちゃ感がなく、使いやすそう、と感じました。
最初に触ってみて感じたのは、上記の「薄くて軽い」ことと併せて、「さくさく動く」ということで、この点では、GalaxyS4を上回るように感じました。作りをシンプルにしていることが、こういう点で良い方向に出ているのかもしれません。
日本語入力を売りにしているようですが、これは、まだ、良いのか、そうでないのか、よくわかりません。ただ、入力項目(ひらがら、カタカナなど)がバーチャルキーボードの上部に一覧で表示されるのは見やすく、工夫はされている、という印象は受けます。
androidのスマートフォンですから、グーグルのアカウントを設定すると、メールや連絡先は同期され、すぐにばりばりと使える状態になるのですが、そつなくまとめているな、というのが全体的な印象で、防水、赤外線機能、ワンセグはありませんが、お財布ケータイ機能は備えていて、これ1台で済ますのに特に支障もないでしょう。当然ですが、テザリングもできますから、家ではちょっとインターネットを見る程度、という人は、接続回線をこれ1本にしぼって使うという手もあります。
本体は実質ゼロ円で手に入り月々のランニングコストも他の通信キャリアに比べればお得になっているので、通信キャリアにこだわりがなくイーモバイルでも構わない、と割り切れる人にとっては、持って損はない1台、という印象を受けます。今のところ、私がよく使う港区内の事務所やその付近では、LTEの速度が3G並みしか出なくて期待はずれなのですが、これは、今後、移動先でいろいろと試してみて実測してみたいと考えています。
お得にスマートフォンを入手して堅実に使いたい、という人向けの、手堅い製品、というのが入手直後の今の、私の印象です。