http://wired.jp/2012/11/16/siri-versus-google-voice-search-fight/
Siriが4点でGoogleが5.5点という結果になった。ただし、これは客観的なテストではなく、思いつきで質問を行った結果にすぎないことには注意してほしい。
さらにSiriは、Googleアプリと違ってiOS機器のアクションをほかにもいろいろと実行できる。つまり、タイマーの設定やカレンダーの予定作成、リマインダーの作成、テキストメッセージの送信、ツイート、通話などを行うことができる。従って、iOSでSiriを日常的に使う人であれば、Siriのほうが便利だろう。しかし、バーで議論になって正しい答えを簡単に知りたい、というようなケースであれば、Googleのほうが少ないステップで答えに辿り着けることが多そうだ。
私も、時々、Siriを使っていますが、音声を把握する精度が今ひとつである上、目指す情報を引き出せる速さや深さが、従来のキーボードによる入力操作による場合と比べ、まだまだ劣っているのは事実ですね。現状では、定型的な、あまり難しくない質問、指示に対して情報を提示する、というレベルで使うのが現実的で、おもちゃに毛が生えつつある、という感じでしょうか。
とは言え、こういったツールの持つ今後の可能性には、かなり大きなものがあり、徐々に精度が上がり、使いやすくもなって、キーボード入力がしにくい、例えば自動車運転中の情報検索のような状況では、かなり有用なツールとして重宝される、という時代が、すぐそこまで来ている、ということを感じます。今後の大化けが大きく期待されます。