Windows Phone、日本市場での可能性と課題

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1108/08/news026.html
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1108/08/news026_2.html

Windows Phone 7.5が日本市場で成功するには、大きく3つの課題がある。
まず1つめの課題は、「市場投入タイミングの遅れ」である。

2つ目の課題は「国内ニーズへの対応」が難しいということだ。

3つ目の課題は、日本市場では「Xbox 360との連携」が、あまり優位性にならないことだ。

いよいよ、日本でもWindows Phoneが発売されますが(AUから)、現状での見通しについて分析した、なかなか役立つ記事ですね。
致命的なのは、やはり、市場投入があまりにも遅かった、ということでしょう。iPhoneが先行し、Androidが猛追し、スマートフォンだけでなくタブレットも続々とする状況で、やっと今になって発売、それも日系のメーカーから1機種、という状態では、買うのは、よほどの物好き、マニア程度でしょう(自分もその中に入りそうなので要注意なのですが、笑)。
上記の記事によると、UI(ユーザーインターフェイス)は使いやすく作り込まれているようで、MSN等のサービスとの連携もそれなりに考えられているようですが、AppleiCloudを開始しようとし、Googleがますます便利なクラウドサービスを展開する中、今、Microsoftに大きな魅力を感じ、iPhoneでもAndroidでもなくWindowsPhoneを敢えて選択する人は、いないわけではないもの、かなりの小数派にはなるような気がします。
WindowsMobileで痛い目にあった、という人もかなりいる中、前途は相当多難ではないか、と思わざるを得ません。