こてこてのガラスマとは違う、スマホへの障壁をなくす“最高の”Android「Xperia acro」

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1107/14/news022.html
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1107/14/news022_2.html

Xperia acroの開発の内幕が語られていて、参考になる記事ですね。

グローバルで商品を展開するソニー・エリクソンにとって、今後日本市場向けにどこまでカスタマイズするかは悩ましい問題に思えるが、安達氏は「Webとの親和性やアプリによるカスタマイズなど、スマートフォンの本質は海外モデルも日本モデルも同じ」と考える。
日本では、これまでケータイ向けに提供されていたサービスをスマートフォンに移植する作業――俗に言う「ガラスマ化」が行われているが、ソニー・エリクソンのスタンスは少し異なる。「ユーザーが変えられないハードウェアについてはバリエーションを用意しますが、アプリやサービスは、端末のスペックとは別のエコシステムの中でグローバルで動いています」と安達氏が話すとおり、ソフトやアプリの過度な作り込みは行わない方針だ。

スマートフォンの「ガラパゴス化」という問題ですが、利用する側としても、グローバルなスタンダードは何か、ということを考え、そこにうまく乗って行かないと、世界的には最新には程遠い製品が日本向けにカスタマイズされたものをやっと手にすることが常態化してしまい、賢い話ではなくなってしまいます。ソニーエリクソンとしては、カスタマイズにも限度があるよ、ということを、やんわりと言っているわけで、今後は、利用者としても、スマートフォンを効果的に使うため、自分自身を大きく変革することが求められていると言えるでしょう。
その意味で、やはり、グローバルモデルであるarcがメインの製品で、acroは亜種、ということにはなるのでしょう。