激増するマイホーム競売、不況でローン破綻者が続出(上)(下)

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過去、バブル崩壊後の景気対策の一環として投入された「頭金ゼロ」「融資上限額の増加」「貸し出し要件の緩和」などの政策は、本来なら借り入れができない所得が低い人でも簡単にマイホームが持てるような錯覚に陥らせ、過剰な借り入れを促進。その結果、住宅ローン破綻者が増加する一因になった。

長い人生では何が起きるかわからず、また、個人は景気、不景気の波に大きく影響されやすいもので、住宅ローンを組み長期間にわたり払い続けるということは、大きなリスクを抱え込むことである、ということでしょう。その辺の事情をできるだけわかりにくくしたまま、売れればいい、貸せればいいということで、次々と無理な住宅ローンが組まれたツケが、今、正にまわってきているということを強く感じます。
既に住宅ローンを抱えてしまった人はやむをえませんが、これから借りようとしている人は、十分注意し、組む場合であっても、借入額を抑え慎重の上にも慎重に臨むべきでしょう。