豊臣秀吉 死因はかっけ? 医師の作家が学会で発表へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090608-00000025-maip-soci

かっけはビタミンB1不足で起きる。足のしびれ・むくみが典型的な症状だが、下痢や失禁、精神錯乱、心不全なども引き起こす。食事が白米中心だとかかりやすく、かつては富裕層に多かった。
若林さんによると、当時の宣教師がイエズス会に送った報告書に、秀吉が死の直前の約2カ月間、下痢を患って狂乱状態に陥ったとある。別に失禁の記録もあり、いずれもかっけの症状と合うという。

私のイメージは、秀吉は老衰により死に至った、というものでしたが、死亡した際の年齢は満61歳程度であったようで、今よりは人が早く死ぬ時代であったとはいえ、老衰にしては早い、という気がします。具体的な症状に照らし、脚気であったのでは、というのは、良いところを突いているのかもしれません。
様々な資料から、歴史上の人物等の健康状態、病気といったことを推理して行くことには興味深いものがあり、私が、歴史に関連して、特に関心を持っている分野の1つです。