訴訟:講談社に賠償命令 「貴乃花親方の名誉棄損」−−東京地裁判決

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090314ddm012040009000c.html

同誌は05年6〜7月、貴乃花夫妻が父親の故二子山親方の財産を無断で処分しようとしたなどと報じ、新幹線車内で眠る貴乃花親方の写真を掲載した。判決は「財産を処分しようとした証拠はない。座席で眠る行為は完全に私生活上のもので、撮影を好まない状態なのは明らか」と指摘した。

私も原告弁護団の中に入っている事件で、中身にわたるコメントは差し控えますが、肖像権侵害については、難しさを感じつつも提訴の対象に含めたもので、その点についても一部とはいえ請求が認容されると、検討を加えていた当時のことが思い出され、感慨深いものがあります。
先日、判決があった

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20090204#1233738828

の事件も同様ですが、本件も、以前、本ブログで

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080512#1210553960

と紹介した田島弁護士や同弁護士の事務所所属の他の弁護士の多大な努力によるところが大きく、昨日の判決後、田島弁護士に電話して労をねぎらっておきました。