塩狩峠事故から100年…長野政雄さんを追悼 ろうそくを手に200人が賛美歌

http://www.zakzak.co.jp/top/200903/t2009030249_all.html

事故現場近くにある記念碑前に約200人が集まり、ろうそくを手に賛美歌と祈りをささげた。また、事故の際に長野さんが持っていた聖書が初めて公開された。
追悼式に先立ち、三浦さんの出身地・旭川市では夫の光世さん(84)が講演し「綾子が、主人公のモデルとなった長野さんの部下の男性から話を聞いて感動した」と題材に選んだきっかけを説明。「たくさんの人に読まれ、自殺を思いとどまったという人もいた。綾子が聞いたら喜ぶだろう」と振り返った。

すぐ下のエントリーに出てくる、部下に丸めた靴下を口にくわえさせたりしているような「幹部」自衛官は、三浦作品でも読んで人としての生き方を少しでも考えてみたほうが良さそうですね。
昨日、北鎮記念館に行った後、三浦綾子記念文学館に行きましたが、そこは正に「氷点」の世界で、心に残るものがありました。たまたま、館内に、上記の記事にも出てくる三浦光世氏がおられて、すぐ近くでお姿を拝見することができました。今後も、お元気で活動していただきたいものです。
「事故の際に長野さんが持っていた聖書」は、できれば、今後、文学館で公開してほしいと思いました。