中川氏、苦しい“酌”明「ワインはゴックンしてない」世界に醜態配信

http://www.zakzak.co.jp/top/200902/t2009021628_all.html

しかし、「14日の昼食にワインが出たのでは」と詰められると、中川大臣は「たしなむ程度だ。文字通り口にふくんだ。飲んだのをゴックンというのであれば、ゴックンはしていない」と答弁した。
会見に同席していた日銀の白川方明総裁は同委員会で、「少し体調が悪いのかな、と思ったが酔っているとは思わなかった」と弁護した。

風邪薬のせいにして逃げをうっているようですが、風邪薬で、あそこまでろれつがまわらない状態になるとは到底思えず、主に酒の影響としか考えられないですね。
何かとんでもない薬を常用、濫用しているという最悪の可能性も考えられないではなく、日本相撲協会ではありませんが、抜き打ちで尿検査でもやったほうが良いかもしれません。
横でおろおろしていた日銀総裁が、当の本人がワインは「ふくんだ」だけだと言っているのに、わざわざ「酔っているとは思わなかった」と不自然なかばい方をしているところが何となく笑えます。とはいえ、笑いごとではなく、この世界的醜態の責任が謝るだけでとれるのか、疑問です。

追記:

中川財務相 辞意表明 G7酩酊疑惑で引責 予算案衆院通過後に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090217-00000149-san-pol

この結末はやむをえないでしょうね。
私自身が気になるのは、中川氏の実父で、急死(自殺とされています)した故・中川一郎氏と同様の、表現が難しいのですが、一種の危うさのようなものを感じることです。
ウィキペディア中川一郎の項を見ると、死去直前には睡眠薬を服用していたとのことであり、親子に共通するものとして、薬に、酒にと依存しがちな不安定さといったことを感じ危惧するのは、おそらく、私だけではないでしょう。
辞任後は、健康を見直し治すべきところは治して、再び国家社会のためにしっかりと働ける状態になっていただきたいものです。