パウエル氏がオバマ氏支持 共和党の前国務長官

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008101901000467.html?ref=rank

パウエル氏はオバマ氏の「深い知識」と「安定した姿勢」を評価。今の米国の経済的、国際的な苦境を考えると、「ここ数年の政策の継続でなく、変化をもたらしてくれる大統領が必要だ」と表明。同氏はマケイン上院議員が、「大統領になった時、今の経済危機をどう処理していくのか不安だ」と語り、経済政策への不満を示した。
また、マケイン氏の副大統領候補であるペイリン・アラスカ州知事について「大統領になる準備はできていない」と述べ、大統領が暗殺された時などに昇格する副大統領を務めるのにはふさわしくないと指摘した。

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050130#1107046727
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050815#1124115453

でコメントしたように、パウエル氏というのは、たいした人物であると、私は今でも思っているのですが、それ程の人物に支持されるということは、オバマ氏にとっても大きな意味があるでしょう。
副大統領という、大統領に事故があれば昇格する重要な地位の候補に、右も左もわからない素人同然のペイリン氏のような人物を指名してしまったことは、マケイン氏にとって痛恨の失敗であった、と言えるように思います。テレビ映りが良かったり、テレビ向けで表面上はもっともらしいことを語ったりしていても、メッキがはげ地金が出てくれば、人心が離れ次第に見放されて行くものです。
オバマ氏当選後は、パウエル氏の豊富な知識、経験を政権内で生かしてほしいものです。