パナソニックへの社名変更を了承 松下電器の株主総会

http://www.asahi.com/business/update/0626/OSK200806260037.html

松下幸之助氏が、松下電気器具製作所を設立して今年で90周年。「経営の神様」といわれた創業者の名前が社名から姿を消す。

こういった流れは、必要であり、またやむをえないということは、頭で理解できますが、松下幸之助氏の生前の姿、言葉、それらから感じられる人格といったことを記憶し、一代にして巨大な総合電機メーカーを築き上げ、多額の私財をなげうって松下政経塾を創設するなど、今時の「IT長者」等が及びもつかない、その偉大な業績を思うと、寂しさというものを禁じ得ません。
しかし、松下幸之助氏が存命であれば、おそらく、自分の名前にこだわることなく、真っ先にこのような動きに賛成したものと思います。
社名から名前が消えても、松下幸之助氏が残したものは、今後も脈々と受け継がれるべきでしょう。