裁判員法施行日案 「あと1年しか…」弁護士会焦り 最高裁は安堵の表情

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080408-00000094-san-soci

日弁連関係者によると、個人加入の各弁護士会は組織で対応する最高裁法務省検察庁に比べ、準備が効率的に進まない。裁判員裁判の弁護人確保や弁護技術の向上が課題で、今年1月に陪審制度の米国から弁護士を招いた研修会後、弁護技術はレベルアップが図られているという。

弁護技術というものは、外国から招いた講師の話を聞いた程度でレベルアップするほど簡単なものではないでしょう。ごく日常的な、普通の刑事事件についてすら、信じられないほどレベルの低い弁護活動しかできない弁護士が多い中で、公判前整理手続を乗り切り裁判員裁判にきちんと対応できる弁護士がどれほどいるか、ということになると、かなり絶望的な状況と言っても過言ではないと思います。
私は、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20071122#1195689385

の事件で、現在、公判前整理手続中で、近く同手続が終わる見込みですが、いろいろと検討する点、機会が多く、かなり勉強になりました。この経験は、今後、生かす機会もあろうかと思っています。