「孫連れ去り、実刑は酷」 最高裁が「温情」猶予判決

http://www.asahi.com/national/update/1012/TKY200610120420.html

以前、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20060625#1151197955

でコメントした事件です。

記事では、「温情」とあり、

第一小法廷は「親族間の紛争で、将来的な解決の道筋なども勘案しながら、刑事司法が介入すべき範囲・程度を慎重に検討する必要がある」と指摘。夫妻を服役させれば「孫娘の福祉や次女の利益に反する結果を生むおそれを否定できない」と述べた。

とありますが、以前のエントリーで指摘した最高裁決定を踏まえた上での判断である可能性が高いのではないかと思います。単なる温情ではなく、違法性の程度ということも慎重に検討した上でのものではないかという印象を受けました。