ウィニー通信規制続々 ニフティもきょうから関東で実施

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200604280014a.nwc

総務省は、ISPがウィニーによる通信を特定して遮断することが、憲法で保障された「通信の秘密」に抵触することがないか、遮断の目的、手法などについて調査を実施中。ぷららとしては、「ウィニーに特徴的な通信の挙動を把握し、そのデータを廃棄する。誰が送受信しているかは特定しない」(ぷらら広報室)とし、通信の秘密に抵触しないとしているが、五月中の実施は困難な状況という。

通信の秘密そのものの侵害にはならないと思いますが、電気通信事業法では、

第6条
電気通信事業者は、電気通信役務の提供について、不当な差別的取扱いをしてはならない。

という規定があり、「不当な差別的取扱い」に該当しないか、ということは問題になるでしょう。私は、むしろ、こちらのほうが問題になるのではないかと思います。
利用規約の中で、こういった制限をかける場合があることを明示し、きちんと利用者に対し告知しておくことが、不当性を生じさせないためには必要ではないかと思います。

<拉致問題>「口惜しく、悲しく」横田さん米公聴会で証言

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060428-00000004-mai-soci

公聴会を傍聴した韓国・聯合通信の女性記者、李ドンミンさん(45)は「私も母親なので、早紀江さんの痛みはよく分かる。この証言で米国がより積極的に拉致問題に取り組むことを期待します」と話した。

米国人の琴線に触れ、その正義感を大きく刺激している可能性が高いと思います。横田さんは、ブッシュ大統領にも面会するとのことですが、ブッシュ大統領は、良くも悪くも単純な(?)人のようなので、この問題については、良い方向でその単純さが発揮される可能性があるでしょう。

懲りない犬おばさん、新たに“仲間”購入してた

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_04/t2006042723.html

ボツネタ経由で、この続報を知りましたが、「犬」というものに、すさまじい執着心を持つ、一種の確信犯のようですね。

ドッグフードが袋ごと与えられるなど、劣悪な環境で放し飼いされているためか、犬は昼夜かまわず吠えたり、門から飛び出して、近所の主婦ら少なくとも8人がかみつかれているという。
右足をかまれたことがある近所の主婦は「文句を言いにいくと、『ウチの犬やない』と逆ギレされた。犬同士もよくけんかし、かみ殺された犬が生ゴミと一緒に玄関先に捨てられていた」と眉をひそめる。

家全体が、犬版の「ジェラシックパーク」のような、すごい状況になっていたようです。
騒音おばさんの次は、犬おばさん(正確には「犬おばあさん」かもしれませんが)の出現と、奈良県では、特異なおばさんが出現するものだと思います。

SKYが羽田−札幌線就航 片道1万円で大手に対抗

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060428-00000023-kyodo-soci

中堅社員が次々と退職し、機体の不具合を放置したまま乗客を乗せて飛行機を運航させ、不祥事続出の航空会社の飛行機に、格安とはいえ、一つしかない命を託せるか、ということでしょうね。
私は、とても恐ろしくて乗れません。

GWの人出173万人 期間短く昨年比2万5000人減

http://www.chunichi.co.jp/00/stm/20060428/lcl_____stm_____003.shtml

海へ山へ海外へ、と、楽しいゴールデンウイークが始まりますが、私は、特にどこかへ遠出するということもなく、暦通りに過ごします。谷間の1日、2日は、普通に仕事をする予定です。
検察庁で働いていた当時は、ゴールデンウイークも休まず出勤した、ということもありましたから、カレンダーに従って休めるだけでも、ありがたいというのが実感です。
休むと言っても、読まなければならない本や資料、チェックを依頼されているドラマの台本などが山積していますから、何もせず寝転がっているわけには行きません。貧乏暇無し、というところです。

ヤメ検

奥村先生は、悪いヤメ検に遭遇したことが、一種のトラウマ(?)になっているようで気の毒ですが、

http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20060428/1146187447

どんな分野にも、良い人や悪い人、能力のある人やない人がいるように、ヤメ検と言っても、いろいろですから、検察庁に対する底の浅いバラ色のイメージ(一時、流行って、その後、廃れましたが)一色でヤメ検を見るのは危険です。

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041017#1097986482
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040804#p8

あたりを見てもらうと、多少は参考になると思いますが、現職の時の肩書き(何とか高検検事長とか、何とか地検検事正とか)に目を奪われるのは危険なので、注意したほうがよい、というのは、覚えておいて損はありません。
一般論として、私のように、検察庁に対して何の借りも義理もないような人は、言うべきことを言いやるべきこともやる、ということに何の遠慮もありませんが(本ブログを読んでいただければおわかりいただけると思います)、検察庁で高位高官になり、ハンコを押しながら他人につべこべ言う、安楽な生活を送り、公証人を世話してもらったり、顧問先を持たせてもらう、といった恩義を受けた人は、依頼者よりは検察庁のほうを向いて仕事をしてしまう危険性がそれだけ高い、ということは言えると思います。
あくまで一般論で、皆が皆そうだ、というわけではありませんから、私まで個別に苦情、抗議などを言ってこないで下さい。>検察OBの方々