橋梁談合、検察当局が5月下旬に捜査着手

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050514-00000001-yom-soci

旧紅葉会と旧東会は、談合の内部資料を入手した元総会屋に恐喝されたことから、1991年に解散したものの、その後、名前を変えて復活し、談合を再開していた。

こういう懲りない人たちは、裁判所発行の招待状(「令状」とも言いますが)付きで小菅の豪華(?)建物へお招きした上、たっぷりと反省の機会を与えてあげるのが良いでしょう。

公取委と協議を続けてきた検察当局は、鋼鉄製橋梁の市場規模が約3千数百億円にのぼる上、談合組織に加盟している企業数が多く、業界大手が名を連ねているなど、今回の談合が過去に例のない大規模なものである点を考慮し、来週中に20人以上の検事を応援に取り、捜査態勢を整える。

ここまで検事を投入する以上、現場の担当者レベルだけで終わらずに、各社の中枢まで責任追及の手を伸ばしてほしいと思います。

追記:

大手幹部が談合認める 公取委が詳細メモ入手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050514-00000072-kyodo-soci

三木谷オーナーにお薦めの一冊

私は広島カープのファンですが、カープが初優勝するまで、ファンはカープを見捨てず、応援を続けました。あまりにも球団にお金がないので(何度も倒産の危機に直面した)、広島市民球場の前に大きな樽を置いて、ファンがなけなしのお金をそこに投げ込んで、選手への給料もそこから払われたので、選手がもらった給料がしわくちゃのお札とか小銭ばかりだった、という話も聞いたことがあります。
また、カープが強くなるにあたっては、下記の本にも出てくる、木庭スカウトなどの裏方の、地道な努力も貢献しています。

スカウト

三木谷オーナーは、上記のような広島ファンとは比較にならないほどお金持ちで優秀な方ですが、かつての弱小球団時代のカープにとっては、上記のような、裕福ではなく(むしろ貧乏)優秀でも何でもないが情があるファンというのは、ありがたい存在だったのではないかと思います。
お忙しいとは思いますが、三木谷オーナーには、上記の本でも読んで、ファンを大切にし選手を生かす、長い目で見た球団経営というものを考えていただきたいと思います。

50年前の黒人差別殺人、墓掘り返し検視へ 米捜査当局

http://www.asahi.com/international/update/0513/016.html?t

事件後の55年12月、バスで黒人用の席に座っていたローザ・パークスさんが白人に席を譲るよう命じられ、拒否して逮捕される事件があった。黒人がバス乗車拒否の運動を起こし、公民権運動に大きな影響を与えた。パークスさんはマミーさんに、ティルさんのことを思いながら拒否したと語ったという。

悲惨な事件ですが、上記のように、その後の公民権運動の大きな動きに影響を与えたという点では、尊い犠牲も無駄にはならなかった、ということかもしれません。
以前、

ミシシッピー・バーニング

を見て、当時のアメリカ南部の雰囲気はこんなものだったのだろうか、と強い印象を受けた記憶があります。